2026年8月29日、当院にて一般の職員を対象とした救急蘇生法講習を実施しました。
突然の心肺停止や窒息に対するBLS(一次救命処置)を、インストラクターの指導のもとで習得しています。
BLSコースとは
JRC(日本蘇生協議会)のガイドラインに準拠した、医療従事者のためのBLS(一次救命処置)のトレーニングコースです。
BLS(Basic Life Support)は、特別な医療器具がなくても、その場に居合わせた人がすぐに始められる救命処置を指します。
反応と呼吸の確認、応援と資器材の要請、胸骨圧迫と人工呼吸、そして窒息への対応までを、ひとつながりの手順として身につけます。
心停止からの時間が短いほど救命の可能性は高くなるため、最初に発見した職員がためらわずに動けることが重要になります。
当院では医療職に限らず、受付・コンシェルジュを含む職員が同じ手順を共有できるよう、一般職員を対象にこの講習を実施しました。

講習の内容
受講者は訓練用の人形を使い、胸骨圧迫とバッグバルブマスクによる人工呼吸を繰り返し実習しました。
圧迫する位置と深さ、テンポ、疲労を避けるための交代、気道の確保といった一つひとつの動作について、インストラクターから直接指導を受けています。
実習は普段患者様をお迎えしている院内で行い、実際に急変が起きたときと同じ場所・同じ動線で手順を確認しました。


安全運用における取り組みとして
当院では、患者様に安心して治療をお受けいただくために、救急対応の体制づくりを安全運用における取り組みのひとつと位置づけています。
手順を整えるだけでなく、職員が繰り返し体を動かして確認することではじめて、いざというときに機能すると考えています。
今後も職員を対象とした救命講習を定期的に実施してまいります。



