2026年8月30日には、医療従事者(医師、看護師、技士)らがICLS講習を受講しました。
前日の一次救命処置(BLS)講習に続く、2日間にわたる救命講習の2日目にあたります。
ICLSコースとは
ICLSコースとは、「突然の心停止に対する最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する」ことを目標とした、医療従事者のための心肺蘇生のトレーニングコースです。
前日のBLSが「居合わせた一人がその場で始める救命処置」であるのに対し、ICLSは医師・看護師・技士がそれぞれの役割を担い、チームとして蘇生にあたることを前提としています。
心電図の判読、電気ショック(除細動)の適応判断、気道の確保、薬剤の準備と投与といった手技を、実際の現場と同じ役割分担のなかで組み立てていきます。
心停止の場面では、一人ひとりの手技が正確であることに加えて、誰が何を担当し、次に何をするかがチーム内で共有されているかどうかが結果を左右します。
ICLSはその「チームとしての動き方」に重点を置いたコースです。

講習の内容
講義では、患者様の状態を短時間で評価するための手順であるPrimary ABCD Surveyなどを確認しました。
受講者は、少人数のグループに分かれてシミュレーション実習を繰り返し、蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療の訓練を実施しました。
実習は実際の診療室で行い、モニターや除細動器を使いながら、急変に気づいてから応援を集め、役割を分担して蘇生を進めるまでの流れを通しで確認しています。


安全運用における取り組みとして
当院では、患者様に安心して治療をお受けいただくために、救急対応の体制づくりを安全運用における取り組みのひとつと位置づけています。
全職員が共通の手順を持ち、医療従事者はチームとして動けるようにしておくことを、日常の診療と同じだけ重要な準備と考えています。
今後も定期的に講習を実施してまいります。
一般社団法人日本内科学会 救急委員会認定
JMECC(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)~RRS対応コース 受講済み



